社長ブログ”千客万來”

潜在意識について

十人十色というが、一人一人の考え方というのはそれぞれ違う。
同じ問題に遭遇しても、ある人は奮い立ち乗り越えて行こうとするし、
ある人は意気消沈し、失望してしまう。また、自分の置かれている状況に
感謝している人もいれば、その感謝している人と同じ状況にいるにも
かかわらず、不平不満ばかり言っている人もいる。


かく言う自分も、消極的な物事の考え方に陥ってしまう事がしばしばある。
人をうらやましく思ったり、自己嫌悪に陥ったりするのである。
考え方」というのは、自分の生き様の中で経験を元に作られていくものだと
思う。その考え方は自分でコントロールしないと、否定的な方に流れやすい。
そして、その原因を外的なものに求めがちである。あの人が悪い、社会が悪いと。


しかし、ある意味それは難しいことを避けて通る為の処世術のようなものかも
しれないと思うようになった。


人には潜在意識というものがある。これは過去の経験が書き込まれた、データベースのようなものである。
ここには毎日毎日経験することによって自分が感じたことが
書き込まれていくという。

日々起きる事をポジティブに捉えその経験を良い経験として書き込むか、
ネガティブに捉えいやな思いとして書き込むかは、その人の「考え方」ひとつである。
この考え方は常に意識をしてポジティブに変えて行く必要がある。
努力が必要なのだ。

「毎日嫌な事ばかり起きる」と書き込むのか?「自分の為に良い勉強になった」と書き込むのか?
これには日々訓練が必要である。良い見方ができるようになれば、
過去の否定的な考え方すら、肯定的なものに変える事ができると思う。


もちろん、簡単にそれが出来るわけではない。
最初の一歩として、なるべく肯定的な言葉使いを心掛けている。
できる」「おもしろい」「たのしい」「うれしい」等々の
肯定的な言葉を口にするようにしている。
これも努力の一つである。


心にプラスの貯金
ができるよう、自分自身と向き合って行きたいと思う。


吉澤 比佐志

今年の冬は?

この時期雪との格闘を強いられる我々富山県民は、いつも気象情報を気にしながら生活している。
そしてこの冬は「いい冬なのか?」という事が関心の的になる。
勿論、人によって「いい冬」の概念は異なるが、小生にとってのそれは、積雪が少なく、気温が高く、日照時間が多い事が条件となる。
長期予報ではこの冬は寒くなると繰り返し言われてきた。

はっきり言って、富山市においては今のところはその予報は外れていると言っていいと思う。
特に降雪量においては、奇跡的に少ない。
気象データを見ると今年の1月の降雪量の
合計は31cm、最深雪は9cmであり平均気温は2.9℃だった、
昨年と一昨年はそれぞれ
124cm、40cm、1.9℃、
163cm、60cm、2.0℃である。
ついでに言えば3年前は226cm、77cm、1.0℃だ。

実際今年は今日まで、会社の構内の除雪を一度も行わずに来ている。
我々にとっては有難い冬である。
気象台の平年のデータをみると気温は2.7℃、降雪量は159cm、最深雪は51cmで、数値的にも暖冬のようだ。
因みに日照時間も平年の68.1時間と比べて4割以上多い97.3時間であった。
こんなに穏やかな1月はあまり記憶にないように思って更にデータを見るとなんと2007年は平均気温4.7℃、降雪量、最深雪がそれぞれ5㎝であった。

情けないことに、わずか7年前の記憶が完全に消失しているが、今年が記録的に雪が少ないわけではないようだ。
この原稿を書き始めた途端、富山市では15年ぶりに2日連続の真冬日(日の最高気温が氷点下)を記録し、太平洋側では大雪に見舞われている。
暖冬を願う気持ちには変わりないが、まだまだその判断をするのは気が早いようだ。

吉澤 比佐志

平成25年を振り返る

 今年の漢字は「輪」に決まった。
2020年のオリンピック開催が東京に決まった事が大きく影響していると思われる。
残念ながら、東京都は猪瀬知事のお金の問題でごたごたして、せっかくのムードに水を差している感は否めないが、日本にとっては希望を感じられる年になったように思える。

 さて、県トラにとっての平成25年を振り返り「挑戦の年」となったと感じている。
何故なら、今年は保有車輌数の11車増を実行したからである。
何故その決断をしたのかと言えば、我々の目標である
「お客様に喜んでいただけるサービスを提供し続ける」
という思いを評価頂いたと、自惚れも含めて感じる事が出来たからである。
そして、それに何とかお応えしたいと思ったからである。

しかしこの増車にも拘らず、消費税引き上げに絡む異常ともいえる車不足により、
これまで調達可能であった傭車の手配が困難になり、思うような車輌提供ができない事が度々あった。
それによりお客様にはご迷惑をお掛けしてしまい信頼を裏切る結果となってしまった事は、我々の実力不足を知らしめられる大きな試練となった。
この現実を真摯に受け止めなければならないと痛感している。
しかし、言い訳するわけでは無いが、社員一同最後の一瞬まで可能性を諦めずに根気強く頑張ったと思う。
今年の挑戦は今後の県トラにとって必ず良い経験になると確信している。

 一年を締めくくるにあたり、今一度我々の実力を客観的に捉え、問題点を抽出し、更なるお客様満足の追及やその向上の為の具体策を立て、
その実行に向け、社員一丸となって邁進し「富山に県トラさんがあって良かった」と言われる会社にして行きたいと思う。

皆様、今年一年本当にありがとうございました。
良い年をお迎えください。

吉澤 比佐志

考える力

人間は常に考えている。
ある人は「この国をどうしようか?」と悩み、
ある人は「週末は何をして過ごそうか?」と考える。
人は考える事によって、成長し進化をし多くの困難を乗り越えてきた。
「考える」ということは「生きる事」そのものなのだと言える。
それは万物の霊長たる人間にのみ与えられた、最高の能力である。

しかしその能力も使い方によっては、人々を大きな悲劇に導くことがある。
戦争や犯罪も考える力の結果である。
経営者としての立場から言えば、社員を幸せにするのも不幸にするのも、
社長の考え方によって決まる。重要なのは「正しい考え方」ができるか
どうかである。


それでは正しい考える力の使い方とは、どういう事なのだろうか?
勿論それは、自分が幸せになることが大切だが、利己的であっては
ならないと思う。その考え方が多くの人に利をもたらすものが「正しい」
といえるのではないだろうか?


説教じみた事を、と思われる方にはご容赦頂きたい。しかし、今の世の中を
見ていると、考える事を拒絶する人、自分さえよければ良い人、他人を平気で
傷つける人と考える力の使い方を間違った人のなんと多い事か!特に日本は
世界でも稀に見る恵まれた国だ。我々こそが「良き考え方」の実践者に
ならなければ、誰ができるのだろうか。

勿論きれい事だけでは生きてはいけない事など、百も承知だ。しかし
その上で自分の心といつも真正面に向き合って行くことが、「正しく考える」
事のように思う。そして、その考え方と行動を通してお客様や地域の人々に
微力ながら貢献できればと思う。

吉澤 比佐志

暑中お見舞い

毎日暑い日が続いている。高知の四万十市では日本最高の41.0℃を記録した。
また、同市では40℃以上の最高気温が4日連続しこれも記録だそうだ。想像を絶する数字だ。清流四万十川の魚たちは酸素不足になっていないか心配になる。

一方富山市はどうなのかと、いつもの富山気象台のHPの「過去の気象データ検索」で
5月から8月までの毎日の記録をたどってみると、最高気温は7月12日に記録した36.9℃で、真夏日42日、猛暑日が5日、熱帯夜が6日であることが判明した。数字的にはさほどではなさそうだが、暑いことに変わりはないという事で他に何かデータが無いかと調べてみたら「富山県の気象資料&データ」に「夏日・真夏日・猛暑日」というのがあった。気象台のデータのち密さには経営者としていつも感心させられるが、これを見るとページの冒頭に1981年から2010年の平均値として真夏日40.3日、猛暑日5.7日、熱帯夜6.2日と表示されている。「さほどではない」どころか、夏半ばですでに平均値に達しているのである。数値は1939年から記録されていたので、1939年から1980年の平均を集計してみて驚いた、真夏日は38.7日と僅かに少ないだけだが、猛暑日は1.0日、熱帯夜は3.0日と少なく、猛暑日も熱帯夜も観測されていない年もあった。(詳しくは富山気象台HPをご覧ください) 加えて気付いたことは、1994年を境に数値が大きく変化しており、1994年から2012年の平均は真夏日48.1日、猛暑日8.7日、熱帯夜9.3日であった。今年も9月半ばまで残暑が続くことを考えれば、この数値を上回りそうだ。改めて暑さ対策の重要性を痛感した。

連日、他にニュースが無いのかと思えるほど、この暑さに対するマスコミの報道が過熱している。日本の最高気温を記録している都市にレポーターを送り実況放送をしている。
暑い、辛い、という映像を日本全国に流し続けてそこからは何が生まれるのだろうか?
暑いさなかに町おこしの祭りで頑張っている人には目を向けず、祭りの途中に熱中症で倒れた人のインタビューをしているこの国は正に病んでいるように思う。

この暑さの如く日本が活気づいてくれたらと思う。多くの重要な課題が解決されないまま放置されているにもかかわらず、能天気な報道でうやむやにされないように、頭だけはしっかり冷やして見守っていきたいと思う。


吉澤 比佐志